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ふるさと納税の寄付額アップについて

2013年9月16日(月)

質問

1、東川町のふるさと納税とは

北海道のほぼ中央に位置する人口約7,800人の小さな町、東川町に、年間1600万円を超すふるさと納税がおさめられています。さらに約1700件の内、約9割が町内出身者ではない方が寄付されているということです。

この東川町では、平成20年7月から「ひがしかわ株主制度」というふるさと納税を開始しました。株主のメリットとして、株主証をご提示すると町内外の施設の優待利用ができたり、10,000円以上投資すると、優待商品の他に、ひがしかわ産農産物セットが送られてきたり、指定の宿泊施設に6泊まで無料で宿泊ができたりします。

 

2、本市におけるふるさと寄付額状況

さて、本市におけるふるさと納税の寄付額は、平成23年度54件459万4,500円、平成24年度56件327万9,500円です。納付者特典としては、寄付額5万円以上で、福井市の特産品セットがもらえます。

 

3、ふるさと納税という名前について

ま ず、「ふるさと納税」という名前では、「福井市内出身者の方が納めるための税金」というイメージがついていますので、名称変更すべきだと思います。東川町 へ寄付される方の多くは、東川町が開催する写真コンクールに参加され東川町が好きになった方、東川町が行うイベントに参加するために東川町に訪れて東川町 が好きになった方、だそうです。

「福井市を愛する方」へ対象を広げるならば、「ふくい愛納税」と名称変更してはいかがでしょうか。

そうすることで、ただ寄付金額をアップすることができるということではなく、福井を愛していただく方や福井を育てていただく方を増やすということにつながると思います。


 

4、納税特典について

また、本市においては寄付額が5万円以上納めないと特産品セットがもらえないそうですが、5万円というとすこしハードルが高いので、より気楽に寄付していただけるように特産品をもらえる金額を1万円に下げてはいかがでしょうか。

1万円~5万円未満の方は、特産品セットではなく、季節の農産品セットにして金額を下げてもいいと思います。

 

 

5、納税方法について

東川町では、平成22年度に722万円だった寄付額が、平成23年度には1227万円に、およそ500万円増額しました。それは、クレジット支払制度を始めたからです。気軽にかつ簡単に寄付ができるこのクレジット制度をぜひ一度検討していただけないでしょうか。

 

ふるさと納税の仕組みを少し変えることで、福井市に関わりをもっていただける、愛していただく方を増やすことができます。ぜひ、ご検討をよろしくお願いいたします。

 

答弁

ふるさと納税の名称変更について
ふるさと納税制度は、ふるさとを離れた人が『ふるさとを良くしたい』『ふるさとを応援したい』という思いを寄付金という形にするもので、本市でも「ふるさと納税」の名称で平成20年度より寄付をお願いしています。
「ふくい愛納税」への名称変更については、本市では、このふるさと納税制度の創設の経緯や、制度の趣旨を尊重し、従来通り「ふるさと納税」の名称で引き続き実施していきます。

特産品がもらえる対象について
現在ふるさと納税や寄付等をいただいている方を「ふるさとふくい応援団」と位置づけ、市政広報や観光パンフレットを送付し、これまで以上に本市に興味と関心をもってもらうよう努めている。
「ふるさと応援団」の方々の声をお聞きすると、「寄付に対する御礼は不要」「御礼にかかる経費もふるさとのために有効活用してほしい」といった意見があり、また特産品を辞退される方もいるため、本年度から対象となる金額を1万円から5万円に見直しました。

振込み方法にクレジット制度の検討について
今後前向きに検討していきたい。

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