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平成28年12月定例会

2018年7月12日(木)

 

質問

(中村綾菜)
 市民クラブの中村綾菜です。
私は通告に従いまして質問させていただきます。
まず1点目,マラソン大会に日常的に使用する車椅子での一般参加を可能にすることについてお伺いいたします。
先日おおい健康マラソン大会に車椅子の方と一緒に参加してまいりました。県内で唯一日常の車椅子がオープン参加ではなく,一般参加できるようになったマラソン大会です。
オープン参加と一般参加の違いは何かと申しますと,オープン参加ではタイムが計測されませんし,完走賞がもらえません。また,一般のランナーと違うコースや運動場の中だけのコースを走らなければいけない場合もあります。
今大会では,日常的に使用する車椅子での参加者は6人でした。親子で参加していた幼稚園児の女の子,仲間と一緒に参加していた20代の男性,娘と孫と3世代で参加していたおじいちゃん,奥様と参加していた片足こぎの男性など,年齢や性別もばらばらでした。
幼稚園児の女の子は父親と母親と一緒に走っていましたが,坂道でも全く介助なしで走っておりました。自分の力で最後まで走りきりたいと一生懸命でした。20代の男性は,多分病気で顔色も悪く,身体も弱そうでしたが,仲間5人がかわるがわる介助して,皆で支え合いながら一生懸命走っていました。3世代で参加していたおじいちゃんは,娘や孫に車椅子を押してもらいながら自分のペースでゆっくりと走っていました。同じコースには健常者のランナーも走っていまして,すれ違うたびに頑張れとか,あと少しだぞとかと声をかけてもらい,沿道の方々にも手をたたいて応援していただき,車椅子ランナー同士も励まし合いながら走りました。
今大会で参加できたコースは2時間チャレンジ走のみで,ほかのコースはエントリーできませんでした。2時間も走れるのかなと大変心配いたしましたが,2時間で走ってもいいし,歩いてもいいし,休んでもいいというルールが,車椅子の方々にとっては自分たちのペースで走れることにつながって,結果的によい方向に進みました。
そして,全員完走することができ,タイムを教えてもらい,完走賞や記念品をもらい,健常者と車椅子ランナーみんなで健闘をたたえ合いました。これまでのオープン参加では味わえない楽しさ,達成感があったと,車椅子の方はおっしゃっていました。
私と一緒に走ったパートナーはおおい町の山道をとても速く走り,坂道をすごいスピードで飛ばして下っていくので,ついていくのに必死でした。結局私は10キロメートルを走らされることになりまして,二,三日ほど疲労でほとんど歩くことができませんでしたが,今回参加させていただきまして,何度も感動する場面に出くわしました。本当にいい体験をさせていただいたと思っております。
本市が主催,後援,共催するマラソン大会においても,ぜひ日常的に使用する車椅子での一般参加を可能にしていただきたいと切望しているわけですが,以下質問いたします。
なぜ車椅子で一般参加ができないのかといいますと,車椅子の方がコースを走ると転んだりけがをするのではないかという心配があり,各自治体や関係者は,日常的に使用する車椅子で参加することを遠慮してもらっているということです。
しかし,今回のおおい町のコースは山道で坂道がきつく,道がでこぼこで,橋があったにもかかわらず,事前に車椅子の方がチェックしたこともあり,転倒やけがは全くありませんでした。
以前この質問をしたときには,車椅子での参加は安全確保の観点から参加が認められていないとの答弁でした。安全を確保できない理由は何でしょうか,具体的にお伺いいたします。
人にぶつかってしまうから危ないということでしたら,今回のおおい健康マラソン大会のように,参加数が少ないコースに分けるなど工夫することで対応できると思います。
また,道路や踏切の段差で転倒してしまうのではないかということでしたら,事前に車椅子の方がチェックして,段差を解消するマットなどを敷けば対処できると思いますが,御所見をお伺いいたします。
健常者と障害者の相互理解を進めることにより,誰もが平等に楽しむことができ,幸せを享受できるようにしていくべきです。マラソンは特に道具などを必要とせず,誰でも容易に参加できることがほかのスポーツよりもすぐれているところです。スポーツを通じて全ての人が健康で助け合うことができる社会の実現を願っております。
続きまして,福井市教育振興基本計画(素案)についてお伺いいたします。
まず,基本理念について。
子供たちが生き生きと学校生活を送ることができるよう,学校教育の充実を図るとともに,子供から高齢者まで全ての市民が学習やスポーツに取り組めるよう,生きがいを持って暮らすことができる環境を整備すること,また市民の文化芸術活動を支援し,心豊かな活力ある地域づくりのために文化芸術の振興を図るとともに,郷土の歴史や文化遺産,自然を将来に残し,福井の誇りとして活用することを目的に福井市教育に関する大綱がつくられ,その大綱に基づいてつくられたのが福井市教育振興基本計画です。
「みんなが学び成長するふくいの教育~全国に誇れる教育環境のさらなる充実~」を基本理念に掲げていますが,福井の教育のどういった部分が全国に誇れる教育なのでしょうか。また,どういう教育をすることが福井市らしい教育なのでしょうか。目指す子供たちの姿とはどのようなことをお考えでしょうか,お伺いいたします。
次に,生きる力について。
基本計画の方針1に,学校教育の充実を図り,子どもの生きる力を伸ばすとあります。近年核家族化が進み,ライフスタイルの多様化や生活環境の変化から,子供たちには生きる力が必要とされております。また,急速に変化する時代の中で,子供たちに必要とされる生きる力は時代とともに変化しておりますが,この生きる力を育むためにはどのような力を育む必要があり,どのような教育を行っていく必要があるのか,また今の子供たちにはどのような力が不足しており,それを伸ばすためにはどのような教育を行っていくのか,今計画で新しく取り入れるところも含めてお伺いいたします。
次に,学力の向上について。
全国学力・学習状況調査の結果によると,本市の児童・生徒の学力は,全国と比べて小・中学校とも高い水準にあり,その要因として,無回答率が全国に比べて低く,本市の子供たちが粘り強く問題に取り組もうとする姿勢が見えるとのことです。これは,学力の三要素から構成される確かな学力をバランスよく育むことを目指して各学校が真摯に取り組みを重ねてきた成果であるとも思いますし,3世代同居率や近居率が高いという家庭環境から,家庭教育がしっかりとしていることもあると言われています。
また,全国学力・学習状況調査では,学力テスト以外に子供の学習状況調査があり,この調査から,福井県の中学生は自己肯定感が高いということもわかり,秋田県に次いで2位でした。自己肯定感が高いところは,学力テストの正答率が高く,相関関係があるということがわかっています。この自己肯定感の高さを持続する,さらに高める教育も必要になってくるのではないでしょうか。
また,不登校やいじめ,子供の貧困が本市の教育課題にもなっておりますが,子供の自己肯定感を高めることがそれらを解消する手段の一つになるとも言われています。
福井市教育振興基本計画にもこの言葉は書かれておりますが,今後どのように取り組んでいくのか,御所見をお伺いいたします。
次に,目標設定の仕方についてお伺いいたします。
それぞれの施策について,それぞれ計画の達成目標が掲げられておりますが,目標の設定をもう少し工夫してはどうかと思います。
例えば方針6の施策の方向性1,地域で進める青少年の健全育成の達成目標が地域の大人と子供の交流活動の実施地区で,現在は青少年育成福井市民会議の48支部全てで実施していますが,平成33年度も48支部と定めております。現状を維持するという目標を掲げることを否定はしませんが,まだ達成できていない活動に対して,例えば放課後子ども教室についてなどの目標を掲げてもいいのではないかと思います。さらに,よりよい青少年健全育成活動を推進していくことにもつながると思いますが,御所見をお伺いいたします。
この項目以外にも,現状と平成33年度の数値が同じものがたくさんありました。達成目標についてチェックする際に,このことについては議論されなかったのでしょうか。議論されたならば,どのような議論があったのでしょうか。教育に関しては,目標値を設定することに少し無理があったのではないかとも思います。
社会全体で子供たちを育て,子供たちと一緒に大人も成長する,このすばらしい福井の環境がさらによりよいものになっていくことを願い,教育についての質問を終わります。
次に,第3次福井市食育推進計画(素案)についてお伺いいたします。
食育基本法において,食育は,食に関する適切な判断力を養い,生涯にわたって健全な食生活を実現することにより,心身の健康の増進と豊かな人間形成に資することを旨として行わなければならないとしております。
これに基づき,第3次福井市食育推進計画(素案)においては,福井の豊かな食を通じ,健全な食生活を実践することにより,心身ともに健康であること,受け継がれてきた食文化を継承し,育むことを基本理念に掲げています。
まず,前回と今回の計画の比較についてお伺いいたします。
前回の改定は平成24年に行われ,5年が経過したことから今回改定されるわけですが,前回掲げた目標を達成できているのか,達成できていないところがあれば課題は何か,その課題に対してどのように取り組むのか,今回の計画で新しく追加された部分も含めてお伺いいたします。
次に,若い世代の食習慣の形成について。
取り組みの方向性1は,若い世代から望ましい食習慣を形成すると書かれておりまして,20歳代から30歳代の若い世代は親になる世代であるので,食育の知識,関心を深め,実践しやすい取り組みを進める必要があると書かれています。取り組みとして,「家族そろって早ね早おき朝ごはん」運動や「家族でいただきます!の日」の実施,ベジ・ファースト運動や福井型食生活の周知と推進などがあります。
それぞれの取り組みは,これまで若い世代へはどれだけ周知され,実施されているのでしょうか。さらに,周知,実践するためにどのような取り組みを行うのでしょうか,お伺いいたします。
次に,生産体験の推進について。
取り組みの方向性2は,生産体験等を通して食の大切さを伝え・学ぶと書かれています。農林漁業者との交流や栽培指導を通して生産体験をしていただくとのことですが,とてもいい取り組みであると私は思っております。
実は私もことしからママ友と一緒に畑づくりを始めました。畑づくりを通して食の大切さ,命の大切さを感じさせ,野菜嫌いの子を減らそうという取り組みです。地域の空き地に土を搬入して,土づくり教室,種植え教室を開いて,夏場は毎日水やりをして,先日ようやく収穫を迎えました。その収穫祭では,告知を1週間しかしなかったにもかかわらず,30人近い親子が集まり,食への関心の高さを実感させられました。
ぜひ市民の生産体験を進めていただきたいと思うんですが,生産体験をどのように推進されるのでしょうか。農林漁業者との交流や指導に限定せず,さまざまな場面での生産体験を支援する仕組みをつくってはいかがでしょうか,お伺いいたします。
次に,福井らしい食育の推進について。
この計画の中には,福井らしい特色ある施策がたくさんあります。ベジ・ファースト運動や福井型食生活の周知と推進,福井の食の普及及び振興に関する条例,通称おいしいふくい条例の普及促進,本市出身の食育の祖,石塚左玄の教えの実践などです。向笠千恵子さんの「和食は福井にあり」という本を読みましたが,そこには石塚左玄のことや福井にはすばらしい食文化が根差しているということが多く書かれており,改めて福井の食文化こそ全国に誇れる福井の文化であると感じました。
このことは福井市民にはまだまだ浸透しておりません。PRに関してもうまく生かし切れていませんので,今後食育をどのように市民に浸透させ,PRしていくのかをぜひ計画に反映していただきたいんですが,今年度につくったふくい食育マスコットキャラクター,ふくいたべまるちゃんの活用も含めてお伺いいたします。
次に,食育の主管部署を配置することについて。
以前の一般質問でも申しましたが,小浜市は,食を目玉にして市民への健康促進はもちろん,県外,国外への積極的なPRを行い,観光にも寄与させています。それは,市長が先頭に立ち,食を目玉に小浜市をPRしていることと,食に関する単独の部署,食のまちづくり課をつくり,より計画的にダイナミックに活動できているからこそです。
本市においては農政企画室が中心となり,食育を推進しているわけですが,今回の計画の中には,農政企画室,林業水産課,農村整備課,学校教育課,生涯学習室など多くの担当課が名前を連ね,それぞれが担当する事業を掲げております。
しかし,それらの事業を行うに当たって,食育であるとの認識はどのくらいあるでしょうか。以前の答弁では,関係所属で構成する福井市食育推進会議を設置して連携を図っているということでしたが,これは,庁内では認識されているという答弁でありまして,では市民にとってそれらの事業が食育として認識されているのでしょうか,見解をお伺いいたします。
市民にしっかりと認識させるためには,全国に誇れる福井の文化として食育をPRしていくためにも食育の主管部署をつくり,全く独立させた部署にすることを提案しますが,独立の部署にした際のメリットとデメリットをお伺いいたします。
最後の質問です。福井市第5次男女共同参画基本計画(素案)についてお伺いいたします。
平成28年4月から女性の職業生活における活躍の推進に関する法律,いわゆる女性活躍推進法が施行されました。国,地方公共団体,労働者が301人以上の大企業は,自社の女性の活躍に関する状況把握,課題分析,その課題を解決するのにふさわしい数値目標と取り組みを盛り込んだ行動計画の策定,届け出,周知,公表,自社の女性の活躍に関する情報の公表を行わなければなりません。しかし,300人以下の中小企業は努力義務で,市内企業の届け出状況は4社にとどまっております。
県は,女性活躍に積極的に取り組む企業をふくい女性活躍推進企業として登録してもらう制度に取り組んでおりますが,現在県内全体で122社,福井市内で79社です。件数がどんどんふえているということも聞いておりまして,企業の理解がますます進んでいるとのことです。
そこで,今回の質問では,特に企業に向けての本市の取り組みについてお伺いいたします。
まず,女性活躍推進について。
本市においては,福井市第5次男女共同参画基本計画の中に女性活躍推進についての計画を盛り込むと,前回の私の一般質問の答弁にありましたが,どのように組み込んだのか,あわせて今後どのように推進していくのかお伺いいたします。
雇用の分野については,雇用の促進として,本計画の中には,特に女性の再就職支援を重点ポイントとして掲げられております。数値目標には再就職支援セミナーのことが書かれておりますが,これまで参加してきてどれだけ効果があったのか,どれだけの方が再就職できたのかお伺いいたします。
なぜそのようなことを聞くのかと申しますと,女性の理解促進が進んだところで,企業の理解がなければ再就職は難しい現状があるからです。
そこで,企業の再就職についての理解促進についてはどのように行うのかお伺いいたします。
企業への支援としては,女性のキャリアアップに取り組む企業を支援しますと書かれております。さまざまな施策が今後上げられると思いますが,近年ダイバーシティー経営という概念が各自治体の男女共同参画計画の中にも入ってきております。多様な社会のニーズ,多様な人材のニーズに対応するために必要な経営をすることをダイバーシティー経営といいます。
例えば出産をした女性が家で子供を見ながら仕事ができるよう,企業側が仕事の出し方を工夫してテレワーク(在宅勤務)ができるようにするということです。近年多くの企業がクローズアップされて,売り上げも伸ばしております。
本計画にはダイバーシティー経営に取り組む企業への支援は含まれるのか,また今後どのように取り組んでいくのかお伺いいたします。
次に,ワーク・ライフ・バランスの推進について。
女性の活躍を推進していくためには,働きたい女性が仕事と子育て,介護等の二者択一を迫られることなく,その能力を十分に発揮し,働き続けることができるよう,仕事と生活の調和を図ることが重要になってきております。
本市においては,特に男性の長時間労働を前提とした働き方が,結果として女性の家事,育児,介護の負担が多いということにつながっているのではないかというデータがあります。ぜひ企業の理解も進めていただきたいんですが,どのように進めていくのかお伺いいたします。
また,子育てファミリー応援企業の登録基準には,男性の理解促進について含まれてはおりますが,必ずしも企業は男性の理解促進についての取り組みをしなくてもいい制度になっております。この登録基準を見直すことも含め,さらなる理解促進に向けて取り組んでいただきたいんですが,今後どのようにされていくのかお伺いいたします。
以上で読み上げの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
 
 

答弁

(教育部長)
 車椅子でのマラソン大会の参加についてお答えします。
おおい健康マラソン大会では,これまで一般ランナーのみで実施していた2時間チャレンジ走において,本年度から日常用の車椅子利用者も一緒に参加できるようになりました。これはタイムを競うほかの種目とは異なり,2時間走っても歩いても記録証がもらえるという種目で,車両の通行量が少ない道路を周回するコースとなっております。
おおい町に確認しましたところ,安全性を確保するため,もともと一般ランナーの参加人数が少ない種目に車椅子での参加者を少数に限定して実施したとのことであり,そのほかの種目については,車椅子での参加を認めていないということでございました。
本市が主催,後援,共催するマラソン大会において,現在車椅子で参加できる大会はありませんが,これは,福井マラソンや恐竜王国さくらマラソンのように,参加人数が多く,市街地を走る大会では新たに別のコースを設定することが難しく,参加者同士の接触や道路の段差における転倒などの危険性が考えられるためです。
しかしながら,本市が毎年開催しておりますスポーツ公園の敷地内を走るファミリーミニマラソンのような大会であれば,市街地を走る大会と比べて安全なコース設定ができる可能性はあると考えております。
今後,日常用車椅子の耐久性や出力可能な速度での最大限の安全性などを考慮しながら,車椅子利用の家族が参加できるよう検討してまいります。
 
教育長(内田高義君) 福井市教育振興基本計画(素案)についてお答えします。
まず,福井の教育や目指す子供たちの姿についてですが,本市のすぐれた教育環境として,教育の原点である家庭がしっかりしており,これまで文化や規範が次世代へ確実に継承されてきたことが挙げられます。さらに,学校と家庭,地域が連携しながら子供たちを見守る環境ができています。加えて,熱心で質の高い教職員の指導のもと,子供たちが素直でいろいろな活動に真面目に取り組む姿,そして規範意識が育っていることなどが全国に誇れる福井の教育の基盤になっていると思っております。
このような環境の中で,子供たちも教職員も何にでも一生懸命取り組み,そして当たり前のことが当たり前にできること,さらに当たり前のレベルが高いことが福井らしさであり,このことが常に全国トップクラスの学力や体力,豊かな心の育成につながっていると認識しているところです。
このような福井らしさのよさを大事にしながら,これからの社会を生き抜いていく子供たちに必要な生きる力を身につけさせたいと考えております。
次に,生きる力についてです。
生きる力を育むためには,子供たちに教育活動全般を通して確かな学力,豊かな心,健やかな体を身につけさせることが必要です。
特に確かな学力については,基礎的な知識や技能を習得し,これらを活用して課題を解決するために必要な思考力,判断力,表現力などの能力の育成,さらには主体的に学習に取り組む態度を育成することの,いわゆる学力の三要素など,これらの力をバランスよく育むことが重要となります。
次に,本市の子供たちの不足している力については,根拠や理由を示しながら自分の考えを説明したり,実験結果を分析して解釈,考察したりすることにおいて,全国の結果と同様に課題が見受けられます。
そこで,本計画では,施策の方向性として,学んだことを主体的に生かしながらさまざまな人との対話を通して新たな価値を創造していこうとする児童・生徒の育成を目指しています。
そのために,全国学力・学習状況調査の結果をしっかり分析し,子供たち一人一人が積極的に話し合ったり,意見を述べたりすることで学習が深まるような授業のあり方や,学んだことを学校や社会で生かすことができるよう,各種体験活動を多く取り入れた教育を推進してまいります。
次に,自己肯定感を高めるための取り組みについてです。
自己有用感や自己肯定感を高めることは,豊かな心の醸成や,いじめや不登校問題の未然防止や解決にもつながるものです。本計画でも学校教育活動全体の中で豊かな心の教育を推進し,自己肯定感の育成に努めていくことを掲げています。
具体的には,道徳教育をかなめとして各教科や学校行事を関連づけた教育活動を進めること,人権教育の推進,集団での宿泊体験や自然体験学習の推進などの施策を進めてまいります。
今後とも,自分たちが活躍する将来を見据えながら,自己有用感を高め,一人一人が感性を豊かにして幸福な人生のつくり手となれるよう,子供たちの育成に努めてまいります。
次に,地域の大人と子供の交流活動については,現在青少年育成福井市民会議の48支部全てで実施していますが,今後もこれを継続していきたいと考えています。
一方,そのほかの事業につきましても,目標を設定することは必要と考えますので,例えばPTAや子ども会育成会などの団体が青少年育成福井市民会議と協力して行う事業や,子供たちが放課後等に安全に過ごすことができる居場所としての児童クラブの設置などを目標設定に加えるよう検討してまいります。
最後に,達成目標についてお答えします。
計画の素案につきましては,達成目標も含め,これまで定例教育委員会において協議を進めてまいりました。
今後は,現在行っているパブリックコメントや社会教育委員の会議等でいただいたさまざまな意見を参考にして,よりよい計画にしていきたいと思っております
 
(農林水産部長)
 第3次福井市食育推進計画(素案)についてお答えします。
前回の目標の達成状況,課題及びその取り組みについてですが,福井市食育推進計画改訂版においては,元気な子どもの育成,健康長寿ふくい,食育で地域の活性化を基本目標に掲げ,関係所属,各種団体が連携して取り組んできたところです。
基本目標の達成状況としては,朝食を毎日食べる子供の割合や適正体重者の割合,食育ボランティアの数,農林漁業体験参加者の割合が策定時の平成23年度より減少したところです。
第3次の計画策定に当たっては,こうした数値目標の推移とともに,近年の食をめぐる新たな課題や,国,県における食育推進の取り組みを勘案し,課題やその取り組みについて協議を行ったところです。
この協議においては,子供から大人まで幅広い世代での食育を推進することが重要であることから,新たにベジ・ファーストを取り入れた福井型食生活の推進や食品ロス削減,食文化の継承などを追加するとともに,食育の周知から実践へと進めてきた食育を,さらに市民が取り組みやすい食育,市民活動としての食育となるよう進めることとしました。
次に,若い世代への周知や実践への取り組み及び食育の市民へのPR,また,ふくいたべまるちゃんの活用についてですけれども,平成26年度に実施しました食育に関する中間アンケートにおいて,共食する市民の割合が低下していたことなどから,平成27年度に「家族でいただきます!の日」を設け,取り組んできましたが,今年度のアンケート調査結果でも,まだ十分な周知,実践には至っておりません。
こうしたことから,第3次の計画において,新たに具体的な市民の取り組みを明示し,関係団体と連携を図りながら実践を促すこととしました。
また,若い世代の方にも関心を持っていただくため,ベジ大使に任命した道端カレンさんや,ベジ・ガールズに任命した仁愛女子短期大学の学生などによるベジ・ファースト運動の実践につなげてまいります。
さらに,PTAや学校などの食育活動と連携しながら,食育の周知,啓発活動にふくいたべまるちゃんの活用を図るとともに,食品流通業界などにおいても,ふくいたべまるちゃんを活用したPR活動を働きかけてまいります。
生産体験の推進についてですが,現在一乗谷あさくら水の駅の体験農業や市民農園の運営,園芸センターでの野菜づくり講座のほか,生産者が自分で育てた野菜の食べ方や料理方法について,参加者に伝える料理教室などを実施しております。
また,保育所や学校などにおける野菜づくり,ふくい食育市民ネットワークを初め,各種団体,民間事業者による農家見学ツアーなども実施されております。
今後も関係所属や各種団体の協力のもと,子供から大人まで,食の大切さを伝え学ぶ場である生産体験の場の提供に取り組んでまいります。
次に,さまざまな場面で生産体験を支援する取り組みについてですが,平成27年度に農林水産省が実施したアンケート調査によると,農林漁業体験者は,栄養バランスのよい食事を心がける傾向が強いとの報告がされております。
こうしたことから,多くの市民が農林漁業体験を通してこのような好循環を生み出せるよう,農林漁業者などとの交流や体験活動の推進を今回の計画に打ち出しているところであり,体験活動や園芸教室などへの参加に加え,家庭菜園やプランターでの野菜づくりなど,手軽に取り組むことができる生産体験を推奨してまいります。
そのため,今後は野菜づくりなどに取り組んできた高齢者などにも協力を願い,身近な野菜づくりの先生として活躍できる仕組みづくりに取り組むなど,農林漁業者との交流に限らず,多様な関係者が連携し,さまざまな取り組みを進めていくことで食育を推進してまいります。
次に,多くの担当課の食育事業としての市民の認識についてですが,これまでも食育の推進に向けて,市民に対しイベントの開催やホームページなどによる情報提供など,関係所属が連携して取り組んでいるところです。
第3次の計画では,市民が主体的に食育活動に取り組めるよう,ライフステージごとの食育実践ポイントやワンポイントアドバイスなど具体的事例を示しております。
今後も各所属において実施する事業が市民の食育の取り組みにつながるものであることをより認識してもらえるよう,食育マスコットキャラクターのふくいたべまるちゃんを活用し,家庭,学校,地域,流通業者などと連携して進めてまいります。
次に,食育主管部署の設立についてですが,食育は,食による健康の増進,郷土の食文化の学習,食品ロスの減少による環境への配慮など,幅広い視点で事業に取り組む必要があります。
そのため,本市では,それぞれの分野で最も精通してる各担当部署が食育を推進するとともに,福井市食育推進会議を組織し,福井市医師会,校長会,福井市連合婦人会,食育活動を行っている市民団体など多様な関係団体と連携して取り組んでいるところです。
今後も農政企画室を主管課として,こうした関係団体や最も市民に近いところで事業を行っている各所属と連携し,食育事業の推進,PRを進めてまいります。
 
(総務部長)
 福井市第5次男女共同参画基本計画(素案)についてお答えいたします。
まず,計画における女性活躍推進の取り組みについてですが,女性の職業生活における活躍の推進に関する法律,いわゆる女性活躍推進法では,働く場面で活躍したいという全ての女性が個性と能力を十分に発揮できる社会の実現を目指しています。
福井の女性就業率や共働き世帯の割合が全国トップクラスという特徴をさらに生かしていくため,今回の計画(素案)では,特に女性の活躍を重点的に取り組むことといたしました。
具体的には,あらゆる分野における女性の活躍を目標に,3つの施策の方向として,1 政策・方針決定過程への女性参画の拡大,2 雇用の分野における男女共同参画の推進,3 女性の職域拡大と起業等への支援としております。
さらに,仕事と生活の調和が図られた社会の実現を目標に,2つの施策の方向として,1 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進,2 男女がともに担う家庭生活づくりとしています。
次に,今後どのように女性の活躍を推進していくのかについてですが,今回の計画では,12項目の数値目標のうち,6項目が女性の活躍推進を目標とするものです。
主なものとして,本市と県が連携を図りながら,県の事業であるふくい女性活躍推進企業の登録数をふやすことで,事業所におけるリーダー的役割を担う女性や女性管理職の登用につなげ,市全体で女性活躍の機運を高めてまいります。
また,男性が家事,育児をする時間を現状の1日20分から30分へ,まずは10分ふやすこととし,男性に対しさまざまな意識啓発を行うことにより,家庭における女性の負担軽減を図ります。他の数値目標についても目標達成に向け,着実に計画を推進しながら女性の活躍推進に努めてまいります。
次に,計画におけるダイバーシティー経営企業への支援についてですが,ダイバーシティー経営とは,年齢,性別,国籍,キャリアを問わずさまざまな人材を集め,それぞれの能力と多様な視点を最大限に生かし,企業の業績向上につなげる経営のことです。
多様な視点の中には性別も含まれ,例えば男性ばかりの職場に女性が働くことで,それまでとは違った視点で業務を見直すことができるようになります。
今回の計画では,女性が活躍する企業を応援することで,ダイバーシティー経営企業への支援につながると考えております。
次に,企業に対するワーク・ライフ・バランスの推進についてですが,企業の理解を促進していくためには,長時間労働の削減や育児休業を取得しやすい職場づくりなどに積極的に取り組むための意識改革が必要と考えております。
今年度は企業のワーク・ライフ・バランスに関する取り組み事例を紹介するPRリーフレットを作成し,市民や市内企業に向けて発信することや,市内企業同士の意見交換会を開催し,他の企業で行われている取り組み事例を知ってもらう機会を設ける予定としております。
最後に,子育てファミリー応援企業の登録基準についてですが,男性が育児休業等を取得することについての企業の理解促進は,子育てと仕事が両立できる環境整備に必要不可欠であるため,今後は登録基準を明確にし,ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組む企業の増加に努めてまいります。
 
(総務部長)
 福井市第5次男女共同参画基本計画(素案)についてお答えいたします。
まず,計画における女性活躍推進の取り組みについてですが,女性の職業生活における活躍の推進に関する法律,いわゆる女性活躍推進法では,働く場面で活躍したいという全ての女性が個性と能力を十分に発揮できる社会の実現を目指しています。
福井の女性就業率や共働き世帯の割合が全国トップクラスという特徴をさらに生かしていくため,今回の計画(素案)では,特に女性の活躍を重点的に取り組むことといたしました。
具体的には,あらゆる分野における女性の活躍を目標に,3つの施策の方向として,1 政策・方針決定過程への女性参画の拡大,2 雇用の分野における男女共同参画の推進,3 女性の職域拡大と起業等への支援としております。
さらに,仕事と生活の調和が図られた社会の実現を目標に,2つの施策の方向として,1 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進,2 男女がともに担う家庭生活づくりとしています。
次に,今後どのように女性の活躍を推進していくのかについてですが,今回の計画では,12項目の数値目標のうち,6項目が女性の活躍推進を目標とするものです。
主なものとして,本市と県が連携を図りながら,県の事業であるふくい女性活躍推進企業の登録数をふやすことで,事業所におけるリーダー的役割を担う女性や女性管理職の登用につなげ,市全体で女性活躍の機運を高めてまいります。
また,男性が家事,育児をする時間を現状の1日20分から30分へ,まずは10分ふやすこととし,男性に対しさまざまな意識啓発を行うことにより,家庭における女性の負担軽減を図ります。他の数値目標についても目標達成に向け,着実に計画を推進しながら女性の活躍推進に努めてまいります。
次に,計画におけるダイバーシティー経営企業への支援についてですが,ダイバーシティー経営とは,年齢,性別,国籍,キャリアを問わずさまざまな人材を集め,それぞれの能力と多様な視点を最大限に生かし,企業の業績向上につなげる経営のことです。
多様な視点の中には性別も含まれ,例えば男性ばかりの職場に女性が働くことで,それまでとは違った視点で業務を見直すことができるようになります。
今回の計画では,女性が活躍する企業を応援することで,ダイバーシティー経営企業への支援につながると考えております。
次に,企業に対するワーク・ライフ・バランスの推進についてですが,企業の理解を促進していくためには,長時間労働の削減や育児休業を取得しやすい職場づくりなどに積極的に取り組むための意識改革が必要と考えております。
今年度は企業のワーク・ライフ・バランスに関する取り組み事例を紹介するPRリーフレットを作成し,市民や市内企業に向けて発信することや,市内企業同士の意見交換会を開催し,他の企業で行われている取り組み事例を知ってもらう機会を設ける予定としております。
最後に,子育てファミリー応援企業の登録基準についてですが,男性が育児休業等を取得することについての企業の理解促進は,子育てと仕事が両立できる環境整備に必要不可欠であるため,今後は登録基準を明確にし,ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組む企業の増加に努めてまいります。
 
(商工労働部長)
 福井市第5次男女共同参画基本計画(素案)についての残りの御質問にお答えします。
女性の再就職支援について,平成20年度から女性を対象とした就職支援セミナーを開催しています。平成26年度からは,よりきめ細かな支援を行う目的で,参加対象を結婚や出産,育児を機に離職した女性に絞り,子育てママ再就職応援コースとして実施しています。
平成20年度から平成27年度までのセミナーの参加者は202人で,このうち受講後1年以内に就職した方は127人でございました。就職率は平均で62.8%となっており,効果があったと考えております。
そのほか,再就職になかなか踏み出せない女性を対象に,職場でのマナーなどを学ぶ再チャレンジ支援講座も実施しております。
次に,再就職への企業の理解促進については,来年1月に行います就職支援セミナー子育てママの再就職応援コースの終了後に,ハローワークと連携した企業との面接会を予定しております。面接会への参加企業の募集を通しまして企業の理解を図ってまいりたいと考えております。
 
 
(中村綾菜)
 では,自席にて再質問させていただきます。
車椅子でのマラソン大会への参加については,非常にいい答弁をいただきましてありがとうございます。再質問をいっぱい考えてきたんですけれども,やめておきます。よろしくお願いします。
恐竜王国さくらマラソンと福井マラソンについては,スタート時は結構混み合い,どうかなと思うので,車椅子で参加される方のスタート場所を変えてゴールを一緒にするなど,いろいろ方法は考えられると思います。またそちらも検討をよろしくお願いいたします。
次に,福井市教育振興基本計画(素案)についてですが,福井らしい子供の姿というのを御答弁いただきました。福井らしさというところの教育ということを御答弁いただいたと思うんですけれども,今おっしゃった目指す福井らしい子供の姿を基本理念に掲げて,この計画をつくり上げると,学校の方々とか社会教育に関係ある方々とか,もちろん家庭教育に関係ある市民の方々とか,いろんな方々にわかりやすいと思います。そういうわかりやすい計画をつくり上げたらどうかなと思い,この質問をさせていただいたので,また御検討をよろしくお願いいたします。
そして,第3次福井市食育推進計画(素案)についてですが,特に生産体験の推進についていろいろな取り組みをされるということでした。
今回,自分で生産体験を始めて感じたことは,やり始めるに当たってはハードルが非常に高いなと思いました。
例えば今回私は土を購入するところから始まったんですが,重機を入れて運んだりとか,そこまで本格的にやる人はなかなかいないと思うんですけれども,そういう土代とか肥料代とか,あとは畑を探すのが大変でした。土地代がほしいと言われたりとか,こういったお金の面でも非常にハードルが高いです。そういった部分での支援策が福井市にはなかったので,ぜひそういったところも踏まえながら,さまざまな場面で生産体験をされたいという方がいると思いますので,支援についてぜひとも検討をよろしくお願いいたします。
そして,福井市第5次男女共同参画基本計画(素案)についてですが,ダイバーシティー経営という言葉自体は計画には入れないという御答弁だったと思うんですけれども,各自治体を調べてみますと,この言葉を入れているところも多くありました。
今後5年間,この計画でいくわけなんですが,この5年間で時代も変わっていくと思いますので,ぜひ今回最先端の計画をつくっていただきたいと思っています。ダイバーシティー経営という言葉を入れなくても,この概念をぜひ計画に入れていただきたいなと思いまして要望させていただきます。また,男性の理解促進もぜひ進めていただきたいなと思っております。長時間労働をしたくてやっている男性は多いわけではないと思うんです。ぜひそれについての企業の明確な方針というものを,子育てファミリー応援企業の中に出していただけるといいなとも思いますし,育児休業,介護休業がなかなかとりづらいという現状がありますので,こういう方針を子育てファミリー応援企業がどんどん出していっていただくようになると,またほかの企業もやってみようかなと思っていくと思います。この辺もぜひ明確に登録基準に掲げていただいて,女性が頑張るだけではなく,男性もぜひ頑張っていただきたいなと思っておりますので,こちらも要望させていただきます。
以上で私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
 

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