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令和元年9月定例会

2020年5月14日(木)

 令和 元年 9月定例会 09月10日-03号


◆質問 16番(中村綾菜君)

◆16番(中村綾菜君) 無所属の中村綾菜です。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
 まず,福井丸岡RUCKによるスポーツを活用したまちづくりについてお伺いします。
 福井丸岡RUCKというチームを皆様御存じでしょうか。(「知らん」と呼ぶ者あり)ありがとうございます。知らないという方もいらっしゃると思いましたので,きょうはこういったチラシといいますか,ポスターを小さくしたものを皆様にお配りさせていただいております。(現物の表示)
 ほぼ福井県内の高校生や大学生の女性で構成されるフットサルチームでして,近年の活躍が目覚ましく,日本女子フットサルリーグに参加しているんですが,ほかのチームはほとんど社会人であるにもかかわらず,これまで2度優勝しております。今季もトップを走っている非常に強いチームです。昨年のユースオリンピックでは,日本代表にチームから6人選出され,銀メダルを獲得するなど,世界でも活躍の場を広げております。
 ここまで強くなれたのも,そして日本だけではなく海外からも注目されるチームになれたのも,福井の皆様が応援してくださったおかげ,福井だからこそ頑張れる,福井だからこそ夢をかなえられると彼女たちは言っております。だからこそ,彼女たちは福井で活躍することにこだわり,福井に恩返しをしたいといった思いで活動しております。
 ぜひそんな彼女たちの活躍の場をもっと広げていただきたい,そして彼女たちを応援するとともに,本市のスポーツによるまちづくりをさらに推進していただきたい,そんな思いで質問させていただきます。
 とはいっても,先ほどの反応のとおり,福井丸岡RUCKというチームの知名度は,福井市においてはまだまだ低いように感じます。名前に丸岡という名前が入っているからでしょうか。確かに以前は丸岡RUCKレディースという名前だったんですが,現在は福井丸岡RUCKという名前に変わり,本県を代表するチームとして活躍しております。また,日本リーグは福井市にある福井県営体育館で行われておりますし,スポンサーは,こちらのポスターの下に書いてあるんですけれども,福井市内の企業がたくさんあります。さらに,ジュニアチームもあるんですが,そちらには福井市の子どもたちが20人ほど在籍しているそうです。彼女たちはこれからのチームを担う存在になっていくと思います。
 まずは知名度を上げるために,本市のイベントなどに出演していただいたり,フットサル体験会を開催するなどして,市民と交流していただいてはどうでしょうか。市民の皆様にフットサルを体験していただくことで,スポーツの楽しさ,仲間をつくることの大切さを知ってもらうことにもつながります。また,あらゆる方法でチームの広報をしていただけないでしょうか,お聞きいたします。
 本市は昔から女性がよく働き,共働き率が高く,女性の活躍が著しいのが特徴でもありますし,女性が働きやすい環境の整備と個人の能力が発揮できるまちづくりを推進しております。このRUCKのメンバーは,県外の大学に進学したり,県外の企業に就職したりするわけではなく,福井の大学に進学し,福井の企業に就職して,フットサルを続けております。まさしく福井の女性活躍のモデルケースではないでしょうか。ぜひ本市の女性活躍推進事業の中で福井丸岡RUCKを活用してはどうかと思いますが,御所見をお聞きいたします。
 また,スポーツツーリズムの推進の観点でもお聞きいたします。
 本市にある県営体育館で日本リーグや親善試合が行われると,県外や海外から人が集まります。会場で本市のグルメや観光地などもPRすることで,飲食店や観光地にも足を運んでもらえることにつながります。そして,彼女たちは海外でも試合をするわけですが,現地で福井のPRもしているそうです。本市についてもPRしていただければ,インバウンド政策などにもつながっていくと考えております。
 そして,市民の皆様にはぜひ試合を見に来ていただきたいと思います。チームとしても,子どもたちや高齢者の方々を招待したいといった思いがあるそうです。試合を見ていただき,勇気と元気を与えたいとのことです。RUCKの活躍が,子どもたちや高齢者に夢を与えてくれると思います。今後の福井丸岡RUCKによるスポーツを活用したまちづくりについてお聞きいたします。
 続きまして,子どもたちがよりよく学校生活ができる環境整備についてお聞きいたします。
 まず,学校給食についてです。
 福井市学校給食施設整備基本構想が策定され,今後,大規模な給食センターが設置されることになりました。しかし,現在の配置基準ですと,6,001人以上の児童・生徒に対し栄養教諭は3人となっているため,仮に1万食以上の規模の給食センターがつくられても3人となってしまいます。また,栄養教諭が減少し,兼務する学校数がふえることも予想されますので,子どもたちへの食物アレルギーなどの対応,例えば除去や代替えなどの対応が難しくなると考えられます。個別指導の必要もありますが,1人が担当できる数には限界がありますので,栄養教諭の適正な人数の配置をお願いいたします。
 また,大規模化することで小回りがきかなくなり,地産地消の取り組みが停滞しないようにお願いします。対応策をお聞きいたします。
 保健室におけるシャワー室設置についてもお聞きいたします。
 このシャワー室は,傷口の処理,嘔吐処理,お漏らしの対応,アレルギー性皮膚炎の対応などに使われます。傷口の処理について,シャワー室未設置の学校では,傷がどの部分であろうと手洗い場で洗浄することになりますが,保健室にシャワー室が設置されていれば,特に下半身の部位の傷の洗浄を容易かつ清潔に行うことができます。
 嘔吐処理について,現在シャワー室がない学校では対応が非常に難しいそうです。1学級当たり,小学校低学年の場合は年六,七回,中学年の場合は年三,四回,高学年の場合は年一,二回,大ざっぱに1学級当たり年3回の嘔吐処理があると考えると,1学年2学級の学校では,3回掛ける6学年掛ける2学級で年間36回となります。
 お漏らしについては,学校ごとに偏りがあるそうですが,使用頻度の高い学校もあるそうです。この嘔吐,お漏らしについては,洋服などが汚れてしまうため,シャワー室がないと対応できず,早退しなければいけないという状況にもつながっているそうです。
 アトピー性皮膚炎は,児童によって対応が異なりますが,汗の処理に使用するなどとなると,かなりの使用頻度になると考えられます。
 これだけ必要とされているシャワー室ですが,福井県教職員組合の調べによりますと,県内の設置率が70%なのに対して,本市の設置率が38%,未設置校が42校とのことです。早急な設置をお願いしたいと思っております。
 また,保健室へのパソコンの設置についてですが,養護教諭は特に各種調査票のデータ入力作業が非常に膨大な量で,多忙化につながっているとのことです。繁忙期だけでも補助員を配置していただけないでしょうか。また,保健室でもデータ入力できるようにパソコンやプリンターを設置していただけないでしょうか。
 養護教諭の先生たちは,子どもたちが保健室に在室しているときは基本的に保健室を離れられません。そのため,こういった事務処理作業を放課後にしかできないということが多々あるそうです。ぜひ改善をお願いいたします。
 また,インターネット環境の充実についてもお聞きいたしますが,おかげさまで学校でのICT化を推進していただいているところですが,インターネット環境が充実していないため,授業に支障が出ているそうです。「NHK for School」というとてもよいコンテンツがあるのですが,多くの先生方が困っているのが,この動画を視聴していると,とまることが多いということです。
 パソコン室で40台のパソコンがインターネットを使用し,職員室で数人の職員がインターネットを使用しているのと同時に,教室での授業でこの動画を視聴できるような環境を整備していただきたいと思います。インターネット環境を充実させるために,一度全ての学校で速度チェックをしていただき,ハード面の整備をしていただけないでしょうか,お聞きいたします。
 最後に,福井市施設マネジメントアクションプランに係る市民説明会及びその後について質問いたします。
 先月から施設マネジメントアクションプラン第1期(素案)に基づく市民説明会がスタートしました。これまでは市民アンケートやパブリックコメント,施設の管理者や民間事業者などに対してのヒアリングやサウンディング型市場調査を行ってきましたが,ようやく市民との直接の対話がスタートしました。市民にとっては,ようやく施設マネジメントについて議論できる場ができたと安堵しているところでございます。
 そこでまず,市民説明会を各ブロックで開催し,市民の皆様はどのような反応であったのかお聞きいたします。
 私がお聞きしている市民説明会に参加された一部の方の反応は,市民説明会の内容は一方的で結論ありきの説明であり,市民の声を吸い上げるという形ではなかったため,なかなか納得できなかったというものです。市民の皆様からたくさんの御意見をいただいたと思いますが,今後どのように対応されるのでしょうか。
 前回の一般質問でも申し上げましたが,市民の皆様との対話を恐れずに繰り返していただきたいと思っております。よりよい形にしていただくことをお願いしたいのですが,今後どのように市民の皆様と対話していくのかについてお聞きいたします。
 この対話という言葉をぜひしっかりと受けとめていただきたいと思います。昨日,そして本日の施設マネジメントアクションプランに関する答弁を聞いておりますと,市民の方々に意義などをしっかりと説明していくという答弁もありました。説明という言葉では,やはり一方的に話しているという意味合いとなり,対話とはなりません。ぜひとも市民の皆様と一緒になって考えていく,行動していく,そういった対応をとっていっていただきたいと思います。
 恐れずに対話を繰り返していただきたい。そういった意味で,今後,どのように市民の皆様と対話をしていくのかについての御説明,答弁をよろしくお願いいたします。
 以上で読み上げによる総括質問を終わります。ありがとうございました。
 (市長 東村新一君 登壇)



◎答弁 市長(東村新一君)

◎市長(東村新一君) 福井丸岡RUCKによるスポーツを活用したまちづくりについてのうち,市民との交流及びチームの広報についてお答えします。
 福井丸岡RUCKは,本市在住の選手も数多く在籍する女子フットサルチームであり,先日,チームの皆さんから表敬訪問を受けた際に,全日本女子フットサル選手権大会で優勝するなどの輝かしい成績をおさめられたとお聞きしております。このように全国で活躍している地元の選手がイベントに参加したり,競技の体験会を開催したりすることは,直接市民がスポーツの楽しさやスポーツに触れ合える絶好の機会であり,チームを応援する機運も高まるものと考えております。
 今年度は,秋に行われます市主催のスポーツイベントへの参加を提案させていただきましたが,日程が合わず,残念ながら実現には至りませんでした。
 このような取り組みは,チームの知名度向上にもつながるものであり,引き続き市主催のイベント等の場へお誘いするなどして,スポーツの魅力を市民に発信してまいります。また,今後もこうした取り組みを継続し,本年度策定した不死鳥のねがいの実践目標「スポーツで 広がれつながれ元気の輪」を推進してまいります。
 (総務部長 前田和宏君 登壇)



◆質問 16番(中村綾菜君)

◆16番(中村綾菜君) 再質問をさせていただきます。
 まず,福井丸岡RUCKによるスポーツを活用したまちづくりについて,非常に前向きな御答弁をたくさんいただきまして,どうもありがとうございます。
 福井国体が終わり,スポーツへの関心が非常に高まっていると思います。スポーツは夢と元気を与えてくれるものですし,この福井丸岡RUCKを応援して,どんどん強くなってもらって,福井にもっともっと夢や元気を与えてもらえるように,ぜひ活用していただきたいと思います。こちらは要望させていただきます。よろしくお願いいたします。
 子どもたちがよりよく学校生活ができる環境整備についてですが,まず学校給食において栄養教諭は,個別指導で一人一人にアレルギー対応をしているわけです。1人の栄養教諭が対応する児童数がふえる可能性もあるというお話でしたが,アレルギー対応は命にかかわるようなこともありますし,そういったことを怠らず,しっかりと対応できるようにするためにはどうするのかもぜひ教えてください。



◎答弁 教育長(吉川雄二君)

◎教育長(吉川雄二君) 先ほども答弁いたしましたが,栄養教諭の先生方が各学校の個人名を挙げて,今現在はどこの学校の誰がどういったものを食べられないという形で一覧表を作成して,アレルギー対応に当たっているということでございます。
 それが今後,給食センターになりますと,個人名というよりは,例えば卵を除いたものが全部で何食,乳製品を除いたものが何食という形の一覧表を作成することになります。センターになって,このように指示系統が簡略化されることで,アレルギー対応にふぐあいが起きるということは考えておりませんし,当然命にかかわることですので,そういったことについてはしっかりとやらせていただきたいと考えております。



◆質問 16番(中村綾菜君)

◆16番(中村綾菜君) 個別の対応件数がふえる可能性がありますので,一人一人への対応がおざなりにならないように,ぜひお願いします。
 また,保健室へのシャワー室の設置についてですが,実情を踏まえて整備していくという答弁でした。これも以前から教職員組合が何度も何度も要望させていただいているんですが,なかなか数がふえていないのが現状です。いつまでにこれくらい整備するといった計画を立てていただけないのでしょうか,お聞きいたします。



◎答弁 教育部長(内田弥昭君)

◎教育部長(内田弥昭君) 現在,学校整備につきましては,災害対応とかガラス飛散防止などを計画的かつ緊急に進める必要があると考えております。シャワー室につきましては,先ほど申し上げましたように,その学校に肢体不自由のお子さんが入学するなどの場合には設置しておりますが,現在,計画的に何年度までに整備するという予定はございません。



◆質問 16番(中村綾菜君)

◆16番(中村綾菜君) 計画はないということですが,障害者の方以外でもニーズが非常に多いので,ぜひとも計画を立てて対応していただくことを要望します。よろしくお願いいたします。
 そして,インターネット環境の充実について,確かに一人一人がタブレットで動画を見たら,通信が重くなってとまってしまうという状況はあるんですが,先生たちも考えて,1台の端末で再生しているものを大きいスクリーンなどに映すという対応は既にしております。それでもとまる状況があるということです。
 このインターネット環境の充実について,トラブルがあった学校が言ってきたから対応するのではなく,ぜひとも全校をしっかりとチェックして,ICTの活用を推進していただきたいと思いますので,こちらも要望させていただきます。
 また,施設マネジメントアクションプランについてですが,市民の皆様の声を9月中にホームページに掲載する,また今後関係者と協議しながらアクションプランに反映していくという御答弁があったかと思います。
 今回出されたアクションプランというのは,持続可能なまちづくりというところにも主眼を置いておりますし,将来に向けて責任を持って,何としてでもやらなくてはいけないという行政の思いを感じます。市長も市長選の前でありながら,こういった厳しいことを市民の皆様に押しつけるというのは,本当に大変だとは思うんですが,市民も自分たちのなれ親しんだ地域の施設を大事にしたいという熱い思いがあります。
 先ほども少し提案しましたが,市民と一緒になって,力を合わせて行動していってほしいと思います。例えば,昨日は借地料をもっと減額できないのかという議論もありました。市と市民が力を合わせて,地権者にもっと働きかけをして借地料を安くしてもらうとか,市民の皆様が運営していくのならば,どうしたら市民の皆様が運営していけるのかとか,一緒になって考えていくということができないのかと思います。そういったところを今後どのようにされるのか,お聞きいたします。



◎答弁 財政部長(村田雅俊君)

◎財政部長(村田雅俊君) 借地料の話ですが,施設ごとに状況は異なりますので,全部を一くくりにするわけにはいかないと思います。ケース・バイ・ケースですが,借地料を下げていただくことでその施設の利活用が図られるということであれば,そういった方向も検討していかなければいけないと思っております。



◆質問 16番(中村綾菜君)

◆16番(中村綾菜君) きのう,片矢議員への答弁で,市の手から離れれば,市の負担が全くなければ存続できるのではないかという答弁もありました。そこまで結論ありきの姿勢では,市民としては一緒になって考えてくれないのではないかと思ってしまいます。結論を決めつけないで,しっかりと一緒になって考えていくことをぜひお願いしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

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